よくあるご質問
足のむくみやクモの巣状静脈瘤、
下肢静脈瘤は新宿区の四谷・血管クリニック
Q&A
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Q.
足の血管が浮き出て見えるのですが、すぐに診察してもらえますか?
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A.
ひとりひとりの患者さまに十分な診察時間を確保するため、初診の方もご予約をお願いしております。ご予約はお電話とWEBより承っております。
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Q.
初診の日はどのような検査をしますか?
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A.
初診の日に超音波検査を行い、静脈が浮き出ている、または拡張している原因を確定し、治療法をご説明いたします。
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Q.
診察時間は?
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A.
超音波検査のみで10~15分、術前検査まですると30~40分となります。
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Q.
初診時の費用は?
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A.
超音波検査と初診料で
3割・・・3,000円程度
1割・・・1,000円程度
術前検査まですると
3割・・・7,000円程度
1割・・・2,500円程度となります。
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Q.
静脈瘤はいつ治療を始めた方がよいですか?
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A.
風邪などとは異なり、放置して良くなるものではありません。
症状は少しずつ進行してゆきますので、なるべく早期に治療を開始する方がよいと考えられます。
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Q.
血管内レーザー治療は診察した当日に受けられますか?
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A.
血管内レーザー治療は傷も残らず、片足15分程度で終了いたしますが、超音波検査で原因となっている血管を特定し、血液検査を行う必要もありますので、初診日には行っていません。日程が空いていれば4日後には可能です。
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Q.
治療は全て保険はききますか?
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A.
皮膚の表面から照射するレーザーは保険がききません。それ以外は保険適用となります。
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Q.
下肢静脈瘤には血管内レーザー治療の他にどのような治療法がありますか?
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A.
従来ある、高位結紮法・ストリッピング手術・硬化療法・皮膚照射レーザーがあります。
ストリッピング手術は静脈瘤の原因となっている血管を引き抜いて抜去する手術です。
高位結紮法は原因となっている血管を1番上でしばる方法です。
硬化療法は、太い血管には向きませんが、注射で硬化剤を静脈瘤に注入して文字通り硬化させる方法です。
日帰りのストリッピング手術も行っている施設はありますが、通常では入院で行っています。また、傷の大きさ、術後の痛み、内出血などは入院して行う場合とほぼ同様です。
皮膚照射レーザーはクモの巣のような静脈瘤に対して直接レーザーを照射して消失させる方法です。
※現在当院では高位結紮法・ストリッピング手術は行っておりません。
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Q.
紹介状はいりますか?
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A.
特になくても大丈夫です。
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Q.
車で行きたいんですけど・・・
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A.
同ビル内に駐車場はございますが、当院専用ではありません。また、車高は1.5Mまでとなっております。
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Q.
レーザー治療で閉塞(へいそく)してしまった後、それまで流れていた血液はどこへ流れますか?
流れを止めてしまっても大丈夫なのでしょうか? -
A.
足には大腿(だいたい)部から足首にかけて太い静脈が足のやや深い所を流れています。
静脈瘤の原因となっている血管は皮膚の近い所を流れています。
そのため原因となっている血管を閉塞(へいそく)させてしまっても、足全体の血流には問題ありません。
ふくらはぎの静脈瘤は近くの血管と多くのネットワークを形成していますので、自然に深部の静脈に流れてゆくことになります。
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Q.
レーザー治療を受けた後、生活に制限はありますか?
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A.
シャワーは当日、入浴は3日間お控えいただきます。飲酒は2日間お控えください。その他には大きな制限はございません。当日から普通に生活できます。
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Q.
両足に静脈瘤があるのですが、両足同時に治療できますか?
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A.
原因血管が左右1本ずつの場合、同日に両足レーザー治療可能です。
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Q.
静脈瘤を予防することはできますか?
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A.
普段から弾性ストッキングを着用していただくことで発症を予防できる可能性はありますが、弾性ストッキングを選択することは思った以上に難しく、またやや厚いため少し難しいかもしれません。
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Q.
レーザー治療にかかる費用はどのくらいですか?
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A.
費用についてはこちらのページを参考にしてください。
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Q.
いい施設の見極め方を教えてください。
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A.
いい施設はホームページだけでは判断できません。
下肢静脈瘤の治療には、まずは診断が不可欠です。
つまりどこの血管、どこの静脈が原因で、下肢静脈瘤が発生しているのかを判断することが、治療につながるからです。
そのためには、超音波検査が絶対に必要です。つまり、医師自身が超音波検査に十分に得意としている必要があります。
臨床検査技師に任せっきりでは実際に治療を行う上で支障が生じてもおかしくありません。
次に下肢静脈瘤に対するレーザー治療についてです。レーザー治療は、血管を抜き去ったり、除去したりするものではありません。
下肢静脈瘤の原因になっている血管の中からレーザーを照射し、抜き去る代わりに閉塞(へいそく)させてしまうのです。
いわゆる血管内治療です。血管内治療は、もともとは放射線科で始まった低侵襲治療で、細くなった動脈を広げたり、抗がん剤を直接がんの近くの動脈に注入するものです。下肢静脈瘤に対するレーザー治療は、その血管内治療の手技の応用です。
したがって、血管外科の担当医であればレーザー治療、すなわち血管内治療の手技にも長(た)けているとはかぎりません。
血管外科の担当医にかぎらず、血管内治療を得意とする医師を選択することが重要です。
さて、その他の治療法には、高位結紮術(原因である血管をしばる方法)、ストリッピング手術(原因である血管を抜き去る手術)、硬化療法があります。
高位結紮術はどの医師がおこなっても差はあまりないと思われます。
ストリッピング手術は通常入院の他に、日帰り手術を行っている施設も数多くあります。
日帰りストリッピング手術を選択される場合、経験と知識を有する血管外科の担当医を選択する必要があります。
この情報はなかなか入手しづらく、一概に手術件数や知名度では推し測れません。
大学病院ではほぼどこも入院して手術を行っていますが、そこで日帰り手術を行っている施設をお聞きになるのも一つの手段と思います。
硬化療法は、外来で注射で行う方法であるため、安易に施行される傾向が多いのですが、特にこの数年、硬化療法の方法は激変しています。
そこで学会や研究会に参加し、新しい情報を入手している医師、充分な技術と知識を持った医師が行うことが大切と思われます。
以上、いろいろな方法と備えるべき医師の条件などを述べてみました。選択の一助になればと思います。