ふくらはぎに痛みを引き起こす原因 静脈にできるこぶの治療相談
足のむくみやクモの巣状静脈瘤、
下肢静脈瘤は新宿区の四谷・血管クリニック
ふと感じるふくらはぎの痛み。日常生活に支障はなくても、繰り返す嫌な痛みに困っていませんか?一口に「ふくらはぎの痛み」と言っても、痛みの原因や感じ方はそれぞれで異なります。
そこで、ふくらはぎの痛みを引き起こしている原因と、原因によって異なる症状の現れ方についてまとめてみました。
ふくらはぎの痛みを引き起こしている原因
ふくらはぎの筋肉痛
ふくらはぎの痛みで代表的な多い原因は筋肉痛です。ふくらはぎの筋肉痛とは、運動によって傷ついた筋線維を修復しようとする時に起こります。
ふくらはぎの肉離れ
ふくらはぎの肉離れとは、急激な筋肉の引き伸ばしと収縮が同時に起こり、ふくらはぎの筋線維が部分的に断裂してしまった状態です。まれに、完全に断裂することもあります。こむら返りと混同されやすいものの、まったくの別物です。
シンスプリント
シンスプリントは、過度なランニングや繰り返しのジャンプなどが原因で、発痛する骨膜の炎症です。シンスプリントは脛(すね)の痛みを指す症状ですが、柔軟性が低下したふくらはぎの筋群(ヒラメ筋など)によって、脛の内側が引っ張られて痛みが生じると考えられています。
そのため、脛の裏側にあるふくらはぎにも痛みが起こることがあります。
下肢静脈瘤
下肢静脈瘤は、ふくらはぎを通る静脈血管が浮き出て、こぶのように膨らむ病気です。血管を支える弁が壊れることによって、ふくらはぎに血液が停滞した結果、静脈に圧がかかり炎症が起きて痛みます。
閉塞(へいそく)性動脈硬化症
足の動脈硬化が原因で、ふくらはぎに血流障害を引き起こしてしまう症状です。ふくらはぎの血管が狭くなったり詰まったりし、何もしていなくても痛みが現れることがあります。
ふくらはぎの痛みは原因によって症状の現れ方が異なる
筋肉の損傷が原因のふくらはぎの痛み
【ふくらはぎの筋肉痛】
激しい運動をした当日は何もなく、数日たってからふくらはぎに痛みが現れる場合は、筋肉痛と考えてよいでしょう。特に、普段から運動をしていない方は、急激にふくらはぎの筋肉を動かしても損傷した筋線維の修復と、発痛物質が生産されるまで時間がかかると考えられています。
【ふくらはぎの肉離れ】
ふくらはぎの筋肉が収縮するこむら返りと混同されやすいのですが、筋線維が断裂して起こる肉離れは、ふくらはぎに力が入らなくなります。また、ふくらはぎに肉離れが起きた時、「バチン」という破裂音を本人が感じることがあり、一般的な筋肉痛との違いを感じやすいのが特徴です。
※ふくらはぎに肉離れが起きた時は診療時間を問わず、応急処置のために整形外科を受診しましょう。
病気や症状が原因のふくらはぎの痛み
【シンスプリント】
脛(すね)全体のピリピリとした違和感に始まり、進行するとズキズキとした痛みに変わります。ふくらはぎの内側にも同様の痛みが起こるのも特徴です。場合によっては疲労骨折の可能性もあるため、整形外科で検査してもらうことをおすすめします。
【下肢静脈瘤】
下肢静脈瘤はふくらはぎのだる重さ、急なこむら返りが起こります。また、静脈のこぶに血栓(血の塊)ができた場合、こぶが赤く腫れて強い痛みを伴うようになります。このようなふくらはぎの痛みがある場合は、血管外科のある病院を受診し、治療の相談をしましょう。
【閉塞(へいそく)性動脈硬化症】
閉塞(へいそく)性動脈硬化症は徐々に血管が詰まっていくため、初期はふくらはぎのしびれや冷えを感じます。進行すると痛みを伴うようになり、長い時間歩くことが困難になる場合もありますので、血管外科のある病院で治療の相談をしましょう。
※閉塞(へいそく)性動脈硬化症の治療法は、症状の程度によって異なります。
ふくらはぎの痛みに関する相談・こぶの治療相談は四谷・血管クリニックへ
ふくらはぎが痛む原因を知りたい方に向けて、痛みを引き起こしている原因と、それによって異なる症状の現れ方について説明いたしました。同じふくらはぎの痛みでも、原因によって症状の現れ方に違いがあるため、ふくらはぎの痛みに関するご相談はお気軽にお寄せください。
四谷・血管クリニックは足の痛みに関する相談をはじめ、静脈にできたこぶの治療相談にも対応しています。血管外科のある四谷・血管クリニックでは、メール相談にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
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